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(日記) 髪を切りに行ってきた

2009年04月25日 21:25

先日、髪を切りに行ってきました。僕くらいのオシャレエンペラーになると、美容室選びも通なもので、こじんまりとした個人経営の落ち着いたお店でカットするのです。

店に入るとどこの店とも同じように希望のカットを聞かれるものですが、これは何度やっても恥ずかしく「トップは長めのチョイワルで」などとチャラいセリフを口が裂けても言えぬ僕は、せいぜい「短めで」というのが関の山なのです。

「どんな感じの短さですかね?」と美容師は困った顔でヘアカタログを僕に進呈するのも定番な流れですけども、あのさマジでなんなのこのヘアカタログのキモさは……
ページをめくれば数多のナヨナヨMEN達がとびっきりのキメ顔で
「俺の方がイケてるぜ」
「俺こそがヤリチンだぜ」
「俺が一番良い腕枕するぜ」

と目をキリリと見開き一斉に僕を見つめるのです。

やっべー!!この中から選んで指さすのだって、絶望的に恥ずかしいぜー!!
第一、ふーん。そういう髪型にしたいんだ?って、なんか僕の美意識を見透かされているようで……なんか、適当に切ってくれて良いですよ?

しかしながらせっかく借りたヘアカタログですから「どの子にしようかしら?」と、さながらホストクラブへ来た女社長のような表情で一通りめを通しましたけどね、なんかみんなジャニーズみたいで気持ち悪かったので、「おまかせします」と武骨な一言を美容師に告げました。
だいたい「お兄系ベリーショート」ってなんなんだよ。お兄って何歳まで言っていいんだよカスが。久しぶりにキレちまったよ……

そもそも僕が床屋ではなく美容室に行きだしたのはいつからでしょうか?

美容室=オシャレ
床屋=オッサン
という世間の概念に振り回された、どうにも情けない事実です。いつも同じ服を着てる僕が、オシャレぶっての美容室。自意識過剰っぷりがとても恥ずかしい。

勘違いしないでほしいのは、僕は美容室がオシャレだとは思わないし、美容師がオシャレだとも思っていません。
ただ、床屋という比較対象があまりにも男臭く存在することで、

美容室=オシャレ

に社会的になっているのは紛れもない事実。
小洒落たインテリアに小洒落た服を着た美容師のオシャレアピールにより、いつの間にか美容師はオシャレなどという安直なイメージが定着し、かくして床屋はダサい、オシャレな人は美容室に行くとなりえたのです。
カリスマ美容師に対し、カリスマ理容師が現れなかったことも、美容師=オシャレを全面的に肯定したマスコミの情報操作故ではないでしょうか。

単純なことに世間はいい加減なもので、マスコミが一度付けたイメージが払拭されることは難しく、「床屋に行くのはダサいぜ」みたいな人間が現れてしまうのが寂しいところであり、事実そうなってしまった自分にこの場を借りて怒りたい。バカヤロウ!!

確かに床屋の店構えはダサいもので、入口のドアに黄色のデカいフォントで「男」一撃。

「カット」
「パーマ」
それは書かれんでも皆知っているわけで、とりあえず当てはまるものは全て書く姿勢は非常にアグレッシブ。

中には突然の「かつら」まである始末。ハゲの人にはたまらぬ、まさかのポジティブっぷりは如何なものかと……遠慮の欠片もありゃしねぇ

これは「ラーメン」「ギョウザ」「チャーハン」の、マズいラーメン屋と同じノリにとっても似た手法。「うまい」まであれば文句なし。

店内も凄い。大会で賞を取った時のトロフィーと賞状をこれでもかと並べたり。凄いのだろう。知らんけど凄い賞なのだろう。ただインテリア的にバアちゃん家感が出てしまい、決してオシャレとは言い難いのです。
そして本棚にはトドメのゴルゴ13と漫画ゴラク。

概ね床屋とはこういうイメージではないでしょうか
(オシャレな床屋さんゴメンナサイ)




美容師に髪を切られている最中に床屋を思いふける僕。
まったく淫乱だぜ。

思えば、少年期はもっぱら床屋でした。僕も含めて四丁目に住んでいる子供は皆、床屋「W」。
床屋で同級生に会うこともしばしばあり、テルテル坊主みたいになりながら髪を切られるのが妙に恥ずかしかったのを覚えています。一度、親父に遭遇した時は流石に「君もWか!」と思ったものだ。つーか行くなら誘えよ。
今思うと「W」は凄い床屋だった。理容師が10人近くいる大規模な床屋はあまりないのではないでしょうか。
だから毎回担当が変わるのです。10人のオッサンからランダムに選出されるにも関わらず、「いつも通り」で通じてしまう七不思議。
一度として同じ髪型になったことのない、結局はオッサンのフィーリングカット。いつも通りは僕の髪型であるのに、オッサンの「いつも」でやられてしまうので、オッサンが統計上一番多く切った髪型にされてしまうのです。

運良く同じ担当に当たっても、結局フィーリングカット。覚えちゃいねぇ。
そんな「W」だが、テキパキと客の髪を切っていく様は子供心に「器用だな」と関心したもので、その見取れていたテキパキとした動きで耳たぶをハサミで切られたのも後にも先にも「W」だけ。

理容師のオッサンの「スマン」もまたハイクォリティー。
人の耳たぶ切っといて「スマン」てアンタさ・・・・・

耳たぶというのは採血する場所としてわかる通り、けっこう出血するもので、止まらぬ血を見たオッサンは傷口にヘアワックスか軟膏かわからぬ謎のクリームを塗り込む、ボクサーの止血方法とまったく一緒の荒技を僕にプレゼントしてくれました。
そんなまさかの止血後「アイビーで良いかい?」との質問
アイビーなんて知ってる子供がいるのでしょうか?

スポーツ刈り、長め、短め、いつも通り 4種類しか知らぬ小学生の僕は、知ったかぶってのイエッス!
直後モミアゲは無惨にも斜めにカットされ、テクノカットにされた僕はその日涙したのでした。

聞くは一時の恥とは言ったものです。勉強になるなぁ……





そして時はたち床屋から美容室へと色気づいた僕。今日は髪を切り終え、明らかにゲイの美容師にスタイリングをされているのです。
家に帰るだけだからスタイリングなんていらないけど、これも彼のサービス精神からくるものならば受け入れましょう。
プロのスタイリングを見て勉強になることもありますからね

「お疲れさまでした」という、終了を意味する美容師の声を聞き、鏡に写るスタイリング後の僕は

まさかのデビッドボウイのHeroesのジャケ




マジかよコイツ……サイドバックはないだろう。

激しく自分で整えたいところだが、彼のプロとしての自負を傷つけるようで、遠慮してしまうあたりが僕の優しいところ。店をでたら帽子をかぶれば良いですからね。

お金を払い、美容師にお礼の言葉をかけ、颯爽とサイドバックで店をでる僕。
道路に出て、ここでなら帽子を被っても良いとせっかくのスタイリングを潰す勢いで帽子をON。ごめんよ美容師さん……僕の美意識にサイドバックはありませんでした。



「ありがとうございました」


店の外まで見送る美容師が、凄い勢いでサイドバックを潰す僕を見ていた。
外までご丁寧にどうもありがとう・・・
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